こんにちは、山口県山口市の美容室hacoの店長・彩人です(・θ・)
さて、今回は2〜3年前からよく聞く外国人風カラーについてお話ししていこうと思います。
外国人風は僕が得意とさせていただいている分野です。
まだまだオーダーは今でも多いので、もはや定番化してるのではないかと考えています!
外国人風とは
説明不要かもしれませんが超簡単に言うと、外国人のセレブたちがやっているような透明感のあるヘアスタイルのことを指します。
よくカラーとセットで使われるワードですね!外国人風カラーとか。
ただ、透明感のある、と一口に言っても何を持って透明感と定義するのかという問題もあります。
まぁ、これはぶっちゃけ言ったもん勝ちなところもあるのですが・・・どんな色なのかどんなデザインなのかを想像するのは難しいですよね。
世間一般的な透明感系外国人風カラーを紐解いてみると、共通点がいくつかありましたので紹介します。
また、この記事の最後に、気まぐれで撮った外国人風カラーの画像を載せておきますね。
外国人風カラーの共通点
・色はアッシュやベージュ
グレーやブルーなどの寒色系カラーを使用しているパターンや、ベージュ系の柔らかな色を使用しているパターンが多かったです。
逆に赤やピンクなどのコテコテな暖色系で外国人風カラーを表現しているスタイルはあまりありませんでした。
なので、やはり透明感を出そうと思ったら地髪の赤っぽさや黄色っぽさを和らげてあげるアッシュ・ベージュの色をオンした方がいいですね。
・ほぼ必ずブリーチの施術をしている
『透明感=透けた感じ』の出ているスタイルは脱色をしているスタイルがほとんどです。
なぜ脱色をしているスタイルが多いのか、説明しますね。
日本人の髪はもともと黒やダークブラウンですよね。
この黒っぽい色は、メラニンという物質から作られています。
髪の内部のメラニンを破壊し明るくしつつ、カラー剤の中に含まれる染料が髪内部で発色して定着することによって髪は染まるのです。
しかし、一般的なカラー剤では、透明感あふれる外国人風カラーができるほどのメラニンを破壊する力がありません。
なので、ブリーチ剤を利用してしっかりと脱色をし、その上でカラーを行うことにより、透明感のあるカラーが仕上がるのです。
※中には、もともと髪が染まりやすいという方もいらっしゃるかと思いますが、そういった方はブリーチなしでも染まることがありますので、必ずしもブリーチによる脱色が必要というわけでもありません。
また、単に脱色するだけでなく、ハイライトやバレイヤージュを駆使したグラデーションなど立体的に見える施術を合わせることが多いです。
・根元は暗めが大多数
グラデーションカラーは根本が暗く、毛先になるにつれ明るくなっていくカラーだということは想像が容易いと思います。
この根本の暗さですが、ほぼ地毛ほどの色にする方も多いです。
根本が伸びてきても気になりにくいですので、持ちの良いカラーとも言えますよね。
数々の外国人風スタイルを見てきましたが、ほとんど根元は暗く設定してあります。
それでは、僕が作ってきた外国人風カラーのご紹介をさせて頂きます。
普段のイメージを想像してもらいやすいように、加工なしで、なるべく日常的に見えるように撮っております。(映えな感じのスタイルを撮ってしまうと、これにしてと言われて施術した後に肉眼で見てもらった時『何か違う』ってなっちゃうので・・・笑)
1.外国人風3Dカラー
こちらは僕の鉄板メニュー、外国人風3Dカラーです。
ロングの方に、ハイライトと毛先のブリーチを駆使して作った超立体的カラーなので、特に巻いた時の立体感半端ないです。
結構前に撮ったものですが、廃れることなく今でもオーダーの多いスタイルとなっています。
2.毛先ピンク3Dグラデーション
根本は暗めですが、中間からハイライトをたっぷり入れ、毛先は塩基性カラーでピンクに仕上げました。
こちらのスタイルもだいぶ前なのですが、オーダーも頂きます。
もはや定番化している外国人風スタイルはブリーチありきなことが多く、髪への負担がかかりやすいです。
当店では、髪の負担を最大限減らせるよう、ケアブリーチを標準で使用させていただいております。
自由に髪色を表現できる時代になればもっと楽しいのになぁと思いを馳せているのですが、いつかそんな時代が来ることを祈っております・・・。
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